ジョン・バーニンガム作・たにがわしゅんたろう訳

新型コロナウイルスによって全国に出された「緊急事態宣言」
外出もままならない日々に、なんとか楽しめる時間を少しでも作りたいものです。
こんな時だからこそ、親子で読書はいかがでしょう。

さて、今回のオススメ本はこちら。

「いつもちこくのおとこのこージョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシー」

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いつもちこくのおとこのこ、ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーと、学校の先生のお話。

なんだか奥深なお話です。
お話の最後にスカッとするか、身につまされて「う〜ん」とうなるか、人それぞれかもしれません。
自分はどっちか、知りたくない?

わかりやすい文面と魅力的な絵。
すごく面白いから、とにかく読んでみて!
と言ってしまうオススメ本。

「とにかく読んでみて!」

人を信用しないとどうなるか?という問題作??

いつも学校を遅刻するジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーには、なぜ遅刻するのかちゃんと理由がありました。

いつもジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーはお勉強をしに急いで出かけます。

けれどその途中、ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーはいつもトラブルに見舞われます。

マンホールからワニが現れたり、茂みからライオンが現れたり、それから、それから………..。

ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーはトラブルをなんとか解決しながら学校に急ぎます。

けれど、ついた頃にはいつも遅刻。
先生は、ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーの遅刻の理由を信じません。

「このあたりでは げすいに わになど すんでおらん。いのこりして<もう わにのうそは つきません、てぶくろも なくしません。>と300かい かくこと」

<もう わにのうそは つきません、てぶくろも なくしません>

ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーが遅刻をするたびに、先生は罰をどんどん増やします。

さてある日、なんとジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーはなにごともなく学校へ着き、遅刻をしませんでした。

その時、先生に大事件が!

ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーの未来は明るい

この後のジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーの行動で、読んだ人がどんな感想を持つのか、とっても知りたいです。

物語の最終ページには、ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーの明るい未来が書かれています。
彼は、やりたい未来を見つけます。

子供と大人では、もしかしたらその感想は違うのではないかと思います。
ぜひ、親子で読んでみて下さいね♪